安易な会社継承は無免許運転と同じ?
正しい社長人生のあがり方【中編】
2016.11.02 Wed※この記事は前回の記事
「歴史が長い企業=優良企業ではない!正しい社長人生のあがり方【前編】」
の続きです。
かつてお仕事をご一緒した会社の社長さんは
ご病気が発覚してからたった3ヵ月で亡くなり、
急きょ跡継ぎを探すことになりました。
私が残念でならなかったのは、
会社のことを全く知らない奥様とお嬢様が
株の大半を所有していて、安易に
次の責任者を選んでしまったことです。
これは、運転免許を持っているかわからない人に
自分も同乗している車の運転を任せるようなもの。
命運を預けるには、あまりにもリスキーでした。
■私が夫の病気から学んだこと
私の会社は昨年で25周年目に突入し
業績もここ10年伸び続けていますが、同様に
退任後について考える局面がありました。
それは、3年前に事業のパートナーである夫が
病気になった時です。スタッフにも口外せずに
治療を受けなんとか乗り換えたものの、唯一
会社について相談できたのは娘だけでした。
(娘は6年前に入社しています)
彼女に
「もしもお父さんの病気が長引いたら、
お父さんの仕事を引き継げる?」
と聞いたところ、
「頑張ればできると思う。
でもお母さんが看病に追われても、
お母さんとお父さん両方の仕事は
とてもやっていける自信がない」
と言いました。
私も夫もフルタイムで仕事をしていたので、
娘一人で二人分背負えないのは当然です。
しかもスタッフを30名以上抱えていて、
家族を養っているスタッフも多いとなると
今後の計画を慎重に練るべきだと感じました。
そこで、私は
「中小企業が繁栄と安定を叶える方法は
実は2つしかないのではないか?」
と思いました。
この2つの方法については、
次回の後編でお伝えしますね。
ぜひ楽しみにお待ちください!
関連記事
-
人生が突然うまくいかなくなったら
今までうまくいっていた生活が、突如うまくいかなくなる…そんな経験をされた方、いらっしゃるのではないでしょうか? 私自身も山あり谷ありの人生でしたので、そんな経験…
2024.09.15 Sun / WORK&STUDY -
意外と知らないお盆の基礎知識
改めてお盆の意味について調べてみたところ、思わぬ発見がありました。 私の中ではお盆は8月13日から15日までという認識だったのですが、旧暦と新暦によってお盆は7…
2024.08.15 Thu / WORK&STUDY -
死ぬまでにやっておきたい「バケットリスト」のすばらしさ
みなさんは生きているうちにやっておきたいことをリストにした「バケットリスト」を作ったことはありますか? 死ぬまでに絶対に行ってみたいところ。 死ぬまでに絶対に会…
2024.07.20 Sat / WORK&STUDY
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。