歴史が長い企業=優良企業ではない!
正しい社長人生のあがり方【前編】
2016.10.26 Wed■会社は継承しなくてもいい?社長業をスムーズに引退する方法とは
日本では「企業は継承させるもの」
という考えが根強く、
「歴史が長いほど良い企業だ」
という先入観があります。
しかし、本当に
歴史の長い企業ほどいい企業でしょうか?
企業は継承するのがベストでしょうか?
企業のオーナーは50歳前後から、
自分の将来や会社の今後について
考え始めるようです。
企業オーナーに後継者がいない場合、
廃業するにもお金は必要です。
たとえば小売り業なら、
仕入れを少なくしていても
支払いは継続していくわけです。
お金がなければ廃業するにも
数カ月以上時間がかかります。
そのため、ほとんどの場合は
企業内から後継者を選出しますが、
後継者には現社長から
株を買い取る資金力が必要です。
後継者の資金力がなければ、
社長は退職後も株を保有し続け
経済的リスクを担います。
つまり、いつ経済的に追い込まれるか
わからないわけです。
これでは安心して引退できません。
それでは、どうしたらよいのでしょうか?
この決断を先送りしてしまうと、
今度は社長が高齢になり
病に倒れて会社が混乱状態に……
という話も耳にしたことがあります。
残された家族や社員の生活を思うと、
とても悲惨な結末です。
これだけは回避しなければなりません。
重要な話で長くなるので、
今回の「社長人生のあがり方」は
前・中・後編の3つに分けて
お伝えしますね。
次回の中編もお楽しみに!
関連記事
-
「18歳と81歳の違い」は?ユーモアある生き方のヒント
思わず吹き出すような文章を読んだことがありますか?実は先日、81歳になる大先輩から届いた一枚のコピーに、私は声を出して笑ってしまいました。 そのタイトルは『18…
2025.09.27 Sat / WORK&STUDY -
1クラスに1人? 見過ごされがちな『ヤングケアラー』とは
「ヤングケアラー」という言葉をご存知でしょうか?小学生から高校生、大学生まで、学校に通いながら家族の介護や世話を担う子どもたちのことを指します。 実はその背景は…
2025.09.24 Wed / WORK&STUDY -
125円から170円へ…ユーロ円の急変動とは?
最近の円安のニュース、ドル円はよく耳にしても、ユーロとの関係性についてはあまり知られていない方が多いかもしれません。けれど、ビジネスや日常生活に直結するインパク…
2025.09.17 Wed / WORK&STUDY
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。