エール大卒の精神科医に教わる、“魂の記憶”の話

2025.05.24 Sat

30年以上前に、ある一冊の本に出会いました。
タイトルは『前世療法』。著者はアメリカの精神科医、ブライアン・L・ワイス博士。
当時の私は、その内容に衝撃を受け、そして強く惹かれました。

以来、彼の著書を何冊も繰り返し読み、前世や魂の記憶という“目に見えないもの”への関心が、私の中で少しずつ深まっていきました。
そしてこの6月、そのワイス博士の講義を受けるために、ニューヨークへ向かうことになったのです。

ワイス博士は、アメリカにおける前世退行催眠療法の第一人者として知られ、精神科医としてはエール大学を卒業し、医学博士号を取得しています。
その科学的なバックグラウンドと精神世界を結びつけるような視点に、私は当時から深く惹かれていました。

『前世療法』を皮切りに、『魂の伴侶』『前世療法②』『ワイス博士の前世療法』『前世からのメッセージ』『ストレス・ヒーリング』『未来世療法』など、彼の著書はほぼすべて繰り返し読んできました。

アメリカでは当時、輪廻転生という概念は一般的ではありませんでした。
キリスト教的な死生観では「生まれ変わり」という考えがないため、ワイス博士の本に描かれた、ある女性が催眠下で語った数十回にわたる生まれ変わりの記憶は、多くの読者にとって衝撃的なものでした。

この出会いがきっかけとなり、私自身も催眠療法に興味を抱き、日本ホリスティックアカデミーの村井啓一先生のもとで学び、実際に技術を身につけました。

そして今回、そのワイス博士が80歳を迎え、「この講義が最後になるかもしれない」との知らせを受け、村井先生を含む15名でニューヨーク・オメガインスティテュートで開かれるセミナーに参加することになりました。

スケジュールはかなりの弾丸旅。
飛行機内で2泊、オメガで2泊という強行スケジュールではありますが、それ以上に胸が高鳴る学びの機会になると確信しています。

3日間にわたる講義でどんな学びがあるのか、どんな感情が湧いてくるのか――
また改めて、現地での体験をレポートとしてお届けできればと思います。

 

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