カナダの母親学級で、ワーキングマザーとして学んだ家事・育児のコツ(その1)

2016.05.11 Wed

「実家に帰る」・「長い育休」といった選択肢はない

私は長女をカナダで出産し、息子は日本で出産しました。

日本の場合は、出産予定日よりかなり前に産休に入る人が多く、出産そのものを実家に戻ってするという人が多いように思います。
また出産後は、できるだけ体を休めて、実家のお母さんに食事を作ってもらったり、赤ちゃんの沐浴を手伝ってもらったり、
ある意味とても大切にされる時期であるのかもしれません。
 
また最近は、スウェーデンやデンマークなどの福祉国家の進んだ男性の育休などが取り上げられることが多く、
日本はなかなか男性が育休取得できないという点だけがクローズアップされて、日本人の子育て世代が北欧諸国に比べたら恵まれていないというような考えを持っている人もいるようです。
 
欧米と日本と大きく違うのが、欧米では出産をしたからといって、実家に帰るというという考えは一般的にはなく、
皆自分たちの家に赤ちゃんを連れて戻り夫と子供との生活をスタートさせます。
 
unnamed
(産まれたばかりの長男を連れて帰宅した時の記念写真)
 
育休が短く、仕事復帰が早い中、「日々の生活をいかに効率良くするか」
 
私自身の最初の出産経験は北米でしたので、比較をしてしまうと、北欧ほど社会制度は充実していませんでした。
出産が第一子かまたは第二子、第三子かによって母親の産後の生活の負担は違ってきますし、日本ほど長い産休、育休が取れないので、
母親学級では出産、育児の教育だけでなく、どうやって、日々の生活を効率良く楽なものにできるか、どうやって仕事復帰をしたら楽なのかなども教えてくれました。
 
次回は、教えてもらった内容について書こうと思います。

関連記事

芳子ビューエル公式Facebookページ

北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。