センスがいいってどういうことですか?(N・Aさんより)
2015.09.02 Wedセンスというのは、ラテン語のsentireという単語が語源になっています。「感じる」を意味します。
「彼女はセンスがいい。」とか、 「あの人のファッションはセンスがとてもいい。」などの表現に使われますが、 日本語的な表現の一つで、ある一定の価値観の中におけるレベルを表すバロメーターで、 基準値はありません。
多くの人が、好印象を受ける人や物が「センスがいい」ということになるので、 あまりに斬新なものや、とんがっているものはセンスがいいという中には入らないかもしれません。
つまりシンプルで、見ている側の人が違和感をもったり、ストレスを感じたりしないということが センスがいいということだと思います。
「センスのいい人になりたい」、「もっとセンスを磨きたい」という声を聞きますが、 センスは一夜にして磨けないというのも事実だと思います。なぜならば、センスというのは、その人の価値観、美意識などの積み重ねの中から滲み出てくるものだからです。
私は教育者の家庭に育ち、親類縁者がみな教育者でした。 教育者とはいえ、公務員ですから、決してリッチな環境の中で育ったわけではありません。
海外で多くの展示会をみたり、美術館やギャラリー、ファッションショーなどを経験する中で、 だんだんと、私自身のセンスが磨かれたというのは事実です。
ですので、子供達を育てる中で、私が特に注力したことといえば、 美術館やギャラリーでの展示会に連れ出し、ミュージカルや演劇など、感性を刺激するものに連れ出したりしました。 それがある意味、彼らのセンスを磨くという上で、重要な役割を果たしたと思います。
美しいものを見る。
魂が澄まされるような音楽を聴く。
感動するくらい美味しいものを食す。
そういう感性に刺激を与えることを意識して生活するとセンスというのは、磨かれていくのだと思います。
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