大人ほど謝れない?人生を軽くする“たった一言”
2025.11.15 Sat小さい頃、友達とけんかをすると、親や先生に「謝ってきなさい」と言われた経験がある方は多いのではないでしょうか?
気が進まなくても「ごめんね」と口にすると、不思議とその場が静かにほどけていき、また元どおり遊べるようになっていました。
私には年子の妹がいて、彼女はおっとりした性格でした。ときどきいじめられることがあり、母に促されて守ろうとした記憶があります。それでも最後は、短い言葉のやり取りで関係が戻っていく。子ども同士の世界には、どこか潔いところがありました。

大人になると、状況は少し変わります。
気持ちのどこかに小さなプライドが生まれ、「悪かった」と思いながらも素直になれないことがあります。立場や状況を考えすぎてしまい、心の負担だけが残ってしまう。カウンセリングにいらっしゃる方の中にも、同じような葛藤を抱えた人が少なくありません。
中には、自分を守るために記憶を無意識に書き換えてしまうケースもあります。悪気があるわけではなく、そうしないと心が保てないからです。人は、自分の感情と折り合いをつけながら生きています。
最近、年を重ねた母を見舞うたび、小さかった頃の記憶が静かによみがえります。あの頃の「ごめんね」「いいよ」という素朴なやり取りは、関係をやわらかく戻すための、小さな知恵だったのだと思います。
正しいかどうかとは別に、素直に謝れる方が、心はずっと軽くなります。
大人になった今だからこそ、そのシンプルさを思い出してもいいのかもしれません。
関連記事
-
日常を豊かにする「視点」の変え方
「当たり前」だと思っていた物の名前や背景に、実は深い歴史や繋がりが隠れていると気づいたとき。 世界が、少しだけ色彩を増して見えてきませんか? 先日、国際色豊かな…
2026.05.02 Sat / WORK&STUDY -
【フィンランド教育】読解力が育つ秘密と「読書犬」
北欧諸国、特にフィンランドの教育レベルの高さは、PISA(国際学習到達度調査)の結果を見ても明らかです。大学までの学費が無償という環境も素晴らしいですが、私が何…
2026.04.25 Sat / WORK&STUDY -
【時間管理の罠】予定を詰めすぎる自分を卒業する方法
「常に予定が埋まっていないと不安」「休日はついタスクを詰め込んでしまう」。 そんな風に自分を追い詰めてしまうこと、ありませんか? 4社を経営する私も、かつては仕…
2026.04.04 Sat / WORK&STUDY
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。