逆風の中歩んできた「女性社長」としての思い
2025.02.20 Thu昨年は本当に大忙しの一年でした。
従来の仕事のほかに『経営者のゴール』と『北欧流幸せになるためのウェルビーイング』を出版しました。
この2冊の書籍は全く異なるベクトルの本でしたが、私の企業家としての人生には欠かせない2つの分野の本です。
私が起業した頃は、まだ女性起業家の数も少なく、北風に向かってひたすら一歩づつ山を登るといった感じでした。
もちろん私が起業する以前に男女雇用機会均等法など成立していましたし、育児休業法や女性活躍推進法などさまざまな法律ができたとしても、地方の中小企業レベルでそれを肌で感じるのはいつも相当後のことでした。
銀行で融資を受けるにしても、商談で大手相手にプレゼンしたときも、女性というだけでかなり大変な思いをしました。
社会では冷たい風が吹き荒れるなか
「せめて自分の会社内だけは理想的な環境作りをしたい」
と思い、早くから女性たちが仕事をしやすい状況を作る努力をしてきました。
起業当初からあまり周りに相談する人もいなかった私は、ひたすらその時々の気持ちをPCに書き続けました。
誰に見せるというわけでもなく、単純に自分のガス抜きのためだったかと思います。
そのときにあったこと、それをどう捉えるか?などかなり時間を使って色々と書き留めました。
そして
「良い仕事をしたいと思ったら、自分自身の気持ち、心が安定していなくてはいけないし、体も良い状態になくてはならない」
ち気づきました。
まさしくWellbeing。
心と体が良い状態にあれば、当然のことながら良い仕事ができるのです。
逆に心と体が良い状態にないのに頑張っても良い仕事はなかなかできません。

Version 1.0.0
起業家の私にとって『経営者のゴール』も『北欧流幸せになるためのウェルビーイング』もとても重要な関連性のあるトピックです。
ぜひ心の活力としてご覧いただけたらうれしいです。
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