うらやましくなるフィンランドの少子化対策

2024.07.13 Sat

フィンランドは北欧諸国の中でも子育てに手厚い制度が整っていることで知られてきましたが、近年出生率が下がっているというニュースを聞くようになりました。
女性がキャリアを積むことに重点を置くようになり、子育てと職業の両立が難しいと感じている場合、出産を遅らせたり、子供の数を減らしたりする傾向が見られるようです。
またライフスタイルの変化として、自己実現や個人の自由を重視する生き方が増え、若者の間では結婚や家族を持つことがそれほど重要視されていない傾向があるようです。

そこでフィンランド政府は出生率の低下に対処するため、色々な政策を導入しています。
フィンランドでは男性も含めた親が育児休暇を取得しやすい制度が整っていますが、さらに男性が積極的に育児に参加する機会を増やし、家庭内での負担を分担して女性が仕事と育児を両立しやすいように育児休暇の改善をしています。

若い世代が安定した居住環境を確保しやすくなるように、住宅支援策にも力を入れているとのこと。
保育園や幼稚園の整備、子育て支援金の増額など、子育てを支援する施策の拡充も行い、育児における経済的負担の軽減を目指しています。
ほかにも高品質な教育制度や教育支援プログラムの提供など、とにかく若い世代が子育てしやすい環境を整備して、出生率を向上させようとしています。

こうした点は日本も見習いたいですね。

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