年の瀬のご挨拶
2021.12.28 Tue海外出張に出かけると、日本に戻る飛行機の中で今後の計画についていろいろと考えるのが習慣でした。
上空から見える富士山を確認すると、いつも新しいエネルギーが満ちてくるのを感じました。
いつも忙しい状況に身を置いているので、ときにはこういったいつもと違う場でしばらく過ごすのがとても大切です。
リフレッシュでき、新しい発想、新しい芽生え、新しい気づきが生まれます。
ところが、コロナ禍では全く海外出張もできず、私の最後の海外出張は2020年の2月、ドイツのフランクフルトでした。
それからもうまるまる2年。
全く海外に行けない生活が続くと、息苦しさを覚えます。
自分自身の創造性が抑制されているような、そんな息苦しさです。
海外に行くことが多い人の場合、行動が日本だけに限定され、生活の一部が閉ざされた感覚に陥るのだと思います。
ダイビングを始めた時、今まで見たことのないような水中の世界を目の当たりにして、自分自身の世界観が2倍に広がったと感じたのを今でも鮮明に覚えています。
最近はダイビングもしていませんので、自分の世界が随分と狭くなってしまったと感じるのかもしれません。
いつも前向きでいろいろなことに興味をもち、アクティブに生活をしている私ですが、年末を迎えて
「新しい2022年をどんな年にしていくのか?」
と考えると、少しもやもやしました。
暗雲とまでは言いませんが、曇り空です。
多分同じような気持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
年末年始、海外とまではいきませんが、いつもとは違う場に身を置くことで、少しリフレッシュし、心もリセットできると思います。
くれぐれも読者の皆さんも、健康に留意して、良い年越しをしてください。

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