さまざまなチャリティーで社会貢献して、見えてきたこと
2021.10.20 Wed欧米では「自分自身ができる範囲で他者を助ける」という社会貢献が、社会のメンバーとして必要だと認識されています。
私も小さな頃はガールスカウトに入団していたので、歳末助け合い運動や、クッキーを販売してその売り上げを募金するなど、少なからずのチャリティー活動に触れていましたが、欧米の文化に触れてから、自分なりにできることを率先して実践するようになりました。
その1つが、困難な状況にある世界の子どもたちをサポートする『ワールドビジョン』で、かれこれ8年以上支援しています。
当初は10人の子供たちのスポンサーになりました。
ワールドビジョンは子供のスポンサーになるものの、その子供を個々にサポートするというよりは、その子供のいる地域の生活レベルをあげるべくサポートするというもの。
その地区がある一定のレベルに達すると、援助は打ち切られます。
いくつかそういった地域の生活レベルが向上し、今では7人の子供のサポートをしています。
インド、モンゴル、ネパール、インドネシアなど、年に何回か送られてくる子供の成長の記録がとても楽しみです。
そのほかには『国境なき医師団』なども、できる限り寄付をするようにしています。
そんな中、Wikipedia を使って調べ物をしていたら、画面上に
「Wikipediaをサポートして欲しい」
という趣旨のメッセージが出て、よく使うWikipediaならばとスポンサーになりました。
月額200円のサポートと手軽な金額で、1年あたり2400円の貢献ですから、他のものと比較すると非常に少ない金額です。
それにもかかわらず、Wikipediaの創始者であるジミー・ウエルズからはお礼のメッセージが届きました。
心が暖かくなったので、皆さんにシェアしたいと思います。
*****
私がウィキペディアを設立したのは20年前のことです。それ以来、私たちの愛すべき百科事典は、順調な時期と困難な時期を経て大きく成長し、今日、これまでになくその真の目的を果たしています。ウィキペディアは、無数の人々が学び、発見し、探求し、調べるために役立っています。
ウィキペディアは、どんな状況下にいる読者に対しても、彼らが知る権利を持つ知識を得るための機会を提供し続けています。
これもあなたのおかげです。私たち非営利団体は、あなたのご支援によって本来の目的に忠実でいることができます。ウィキペディアが世界で最も訪問者数の多いウェブサイトの一つになった今でも、あなたのご支援によって編集が行われ、新しい読者に記事が届けられています。
横に並んで一緒にキャンドルを吹き消す機会はないかもしれませんが、今年一年を通してウィキペディア20周年を祝うにあたり、あなたが私たちウィキメディア財団一人ひとりの心のなかにいることを忘れないでください。
いつもありがとうございます。
ジミー・ウェールズ
ウィキペディア創設者
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みなさんももしいいなと思うチャリティー活動があれば、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
社会に貢献する喜びが感じられます。
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