女性社長比率8.1%。この数字をどう思いますか?

2021.09.08 Wed

―女性社長比率は8.1%、2年ぶり上昇で過去最高。

これは、帝国データバンクが出している8月25日発刊の帝国タイムスに出ていた記事の内容です。
8.1%という数字、皆さんはどう思われますでしょうか?

2021年3月に世界経済フォーラムが公表した男女格差を測るジェンダーギャップ指数では、残念なことに、日本は156カ国中120位。
1990年の女性社長比率は4.5%だったのを見ると、この30年で約2倍の8.1%になっているのは好ましいことですが、女性社長の就任経緯は同族継承が一番多いそう。

女性社長比率が高い業種は不動産業で、ほかでは保育所、化粧品販売、美容業、老人福祉事業などが挙げられます。
B to C業種の方が女性社長比率が高いそうです。

ただ社会全般を見ると、女性登用に対する企業の意識調査では
・企業の役員のうち女性が占める割合は平均10.8%
・管理職では7.8%
と低水準にとどまっています。

対照的なのが、38歳の女性首相が国を率いるフィンランドです。
経済大国ドイツも、メルケル首相が安定したリーダーシップでドイツを率いています。アメリカでも人種差別がまだまだあるという中で、黒人系の女性が副大統領になりました。
これだけ経済が発展し、世界の中でも先進国に名前を連ねる日本が、なぜここまで女性登用が低いのかとても理解できません。

ようやく総裁選で女性も候補に挙がってきて、これからの社会の変化に期待が高まります。
起業家人生を送ってきた私としては
「もっともっと女性の登用が盛んになるべきだし、なってほしい」
と強く願います。

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