大人になって学ぶ世界史のすすめ
2021.03.24 Wed大学に進学するときに、何を勉強したいのか?と悩む学生は多いと思います。
私にとって学費を出してくれるスポンサーは父です。
でも、教育者である父の意見と私自身の夢は合いませんでした。
私は
「語学は身につけるツールとして極めて、ネイティブスピーカーのように英語かフランス語を話せるようになりたい」
という気持ちがあったのですが
「学問として何を学びたいか?」
と考えると、なかなか決まりませんでした。
その中で漠然と面白そうだと思ったのが、ジャーナリズム、そして考古学です。
中学生の頃から、世界史が好きでした。
メソポタミア文明やエジプト文明、チグリス・ユーフラテス川やナイル川などはなんとなく自分自身の中の魂に響く言葉です。
かなり真面目に、先生の一語一句に耳を傾けたのを覚えています。
先週末、とても面白い講座を受講しました。
『暦と369の謎を探る講座』というもので、その講座の名前から、まさか私の好きな部分の世界史に触れる内容が出てくるとは思いもしませんでした。
シュメール文字が刻まれたシュメール神話の粘土版は世界で最古のものと言われています(5000年から1万年前のもの)。
長らくシュメール文字を解読できなかったのですが、現在大英博物館に保管されているロゼッタストーンがきっかけで、シュメール神話を解読できたと言われています。
これがロゼッタ・ストーンです。
上から順に、古代エジプトのヒエログリフ、古代エジプトのデモティック(草書体)、ギリシア語を用いて同じ内容の文章が記されています。
講座では、シュメール神話の解読の仕方によっては、我々地球人のDNAのルーツが垣間見れるものだと伺いました。
宇宙、太陽系、惑星などはどちらかというとNASAや近代文明の領域だと思われますが、地球上で一番古いと言われるシュメール文明の粘土板に書き残されていることに、とても壮大なロマンを感じたのは私だけではなかったと思います。
ミステリアスな歴史上の記録の読解、そしてそれを自分たちの利益のために隠蔽する力も見え隠れするところが人間社会の泥臭さなのだとも思いました。
大人になってもこうやってすきなものを学べるのはいいことですね。
みなさんもぜひ気になる講座で学んでみてはいかがでしょうか。
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