家で「何もしない」をしてわかったこと
2020.05.23 Sat普段からじっとしているのが苦手で、自分自身を『まぐろ族』と例えるくらい、常に何かしていないと気が済まない性格です。
カレンダーは常に3ヶ月先くらいまで色々な予定が入っていて、週に2~3回は出張があります。
それ以外の日も自分の机に座ってパソコンを開き、自分宛のメールが夕方まで確認できないくらい忙しいこともあります。
週末でさえ、朝早くからパーソナルトレーニングや美容院に行ったり、実家へ顔出ししたり、庭の草花の手入れをしたり……
ちょっと疲れてソファに座っても、すぐに何かしないといけないことに気がついて、四六時中動いています。
ある時娘に、
「ねえ、週末に何もしないで、だら〜んとテレビをみて一日過ごせる?」
と聞くと
「うん、できるよ。全然楽勝。でもお母さんはできないでしょう?」
と言われました。
そんな私が今回大怪我をして、1か月の車椅子生活。
新しい世界が見えてきました。
自分一人では外まで行けないので、お天気の良い日は娘が率先して庭に誘ってくれます。
ニーブレイスをしている足を下げないように椅子に上げ、車椅子にロックをかければ、もう自分自身ではどこにも行けません。
シャボン玉メーカーや水風船で子供たちを楽しませる娘と、泥まみれになりながら大はしゃぎなちびっ子たちをただただ眺めるだけで2~3時間が経過します。
ウインドベルの心地よい響きを楽しみ、初夏の風を感じるヒュッゲなひととき。
これまでは携帯電話とパソコンを持ち歩き、ちびっ子が話しかけてきてもほぼ上の空でしたが、今はちびっ子たちの会話から成長を読み取り、驚くことも多々あります。
数年前から
「もう少し自分の生活の仕方を変えたい」
と言っていましたが、振り返ってみると何も変わっておらず、ただただ忙しい日々をこなしていました。
今回の怪我は、もしかしたら神様の
「少し休みなさい。そしてこれからの生き方をじっくりと考えなさい」
という思し召しだったのかもしれません。
みなさんも今のコロナ禍に、いろいろなことを見つめ直してはいかがでしょうか?
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