フィンランドの読書教育「わんこへの読み聞かせ」
2019.11.30 Sat友人のRiittaさんがおもしろいフィンランド情報を送ってくれました。
フィンランドの子どもの読書についてです。
フィンランドは「世界中で一番母親が子供と過ごす時間が長い国」と言われています。
どういう基準のデータか調べたいところですが、フィンランドにはおもしろい育児プログラムがあります。
その一つが『わんこへの読み聞かせ』。
小さな子供の読書力を高めるためのプログラムで、小さな図書館などがあるコミュニティセンターに小さな子供が集まり、自分の好きな本を犬に読み聞かせるというものです。
読書犬のために本を読んであげて活字に慣れていきます。
これらの犬は『読書犬』と呼ばれています。
小さい時、弟や妹ができると、お兄さん、お姉さんになったという気持ちが芽生えます。
そして下の子に何かしてあげたいという気持ちになります。
その気持ちをうまく良い方向に引き出してあげるプログラムが、まさにこの『わんこへの読み聞かせ』です。
「本を読みなさい」と言われて本を読むのと、「自分が本を読んであげたい」と思って自ら本を読むのとでは全く動機が違います。
また、小さい頃から本を読む習慣を持つ人のほうが、生涯にわたって本を愛する傾向が高いとよく言われます。
そういう意味において、わんこへの読み聞かせは動機づけにぴったり。
日本人も見習うべきすばらしいプログラムだと思いました。
関連記事
-
英語の発音は筋トレ?小さい頃から差がつく理由
忙しい毎日を送る中で、「子どもに英語を習わせたいけど、何歳から始めればいいの?」と悩んだことはありませんか? 私自身、日本に戻って間もない頃に自宅で英語塾を開き…
2025.09.10 Wed / WORK&STUDY -
眠れない夜に試したい!北欧流“思考を切り離す”唯一の方法
あなたは夜、考えすぎて眠れなくなることはありませんか?忙しい毎日の中で、人から言われた一言や自分の失敗を思い出し、気持ちが落ち込んでしまうこと。あるいは子育て中…
2025.08.23 Sat / WORK&STUDY -
たった3日で登校拒否に…小1の心を動かした“ひと言”
あなたの周りにも、入学早々に学校へ行きたがらないお子さんはいませんか? 身近に小学一年生のママがいます。昨年までは優等生で、とてもおとなしく「良い子」と言われて…
2025.08.13 Wed / WORK&STUDY
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。