日本文化が苦しい働き方の原因?スウェーデンに学ぶ幸せな働き方
2019.06.19 Wedスウェーデン大使館にて、大使館とSCCJ(在日スウェーデン商工会議所)共催の「SCCJ Accademy」でセミナーをさせていただきました。
約30名の受講生の方々が参加されていましたが、そのほとんどがスウェーデン企業の日本法人のスタッフでした。

今回のセミナーは、新しい著書『FIKA世界一幸せな北欧の休み方・働き方』の本を元に、
1)FIKAの文化の定着率、日本人的目線から見たFIKAのメリット・デメリット
2)有給休暇
3)残業
4)キャリアを積んでいきたいときの壁
5)自分自身を大切にしているか?
のポイントを踏まえたワークショップ形式。
参加社のうち、8割ほどは「FIKAが定着していない」または「FIKAにトライしたけれど、時間が勿体無いと廃止になった」とのこと。

IKEAではすでにFIKAの文化が取り入れられていて、毎週金曜日に全社員が一緒にコーヒーを飲みお菓子を食べながら情報交換、親睦の時間をとっているそうです。
IKEAが生まれたスウェーデンは世界的に有名なブランドを多く世界に排出しています。
残業をする人口比率は全人口のわずか1%ながら、GDPが非常に高いのです。
一方、日本企業の社員で「全く残業がない」と答えた人は一人もおらず、残業をする・しないが昇進に関わることは一切ないとの答えでした。
そんな日本人からすると、全員が仕事をストップして、お茶を飲み、話をするFIKAの文化には違和感があるようです。
やはり日本の場合、日本独自の文化を排除するのは厳しいのか?と感じずにはいられませんでした。
少しでも多くの会社がFIKAの文化を取り入れ、働き方を見直してくれればと願っています。
関連記事
-
2026年はなぜ「嵐の年」?運を分けるポイント
来年2026年は、どんな年になるのでしょうか?それを読み解くために使うのが、「天・地・人」という3つのエネルギーです。私たちはこの3つの気の影響を、無意識のうち…
2025.12.20 Sat / WORK&STUDY -
経営判断にあった予兆とは?失業が重なった10日間の話
経営者として活動していると、時に大きな決断を迫られる場面があります。事業の方向性、投資、拠点、引越し、土地や建物のこと。そうした場面では、税理士さんや弁護士さん…
2025.12.17 Wed / WORK&STUDY -
貯金できないのに豊かになる“逆説の金運術”
あなたは、お金の使い方や貯め方について悩むことはありませんか? 私は起業したばかりの頃、家計はいつもギリギリ。子どもたちの公文のお月謝をどう捻出するか、毎月ハラ…
2025.12.03 Wed / WORK&STUDY
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。