子どもを産まないのは損?日本と全く違う北欧の常識
2019.05.08 Wed著書「fika(フィーカ)世界一幸せな北欧の休み方・働き方」を発売するにあたり、スウエーデン商工会議所のマーティンさんとお話しする機会がありました。
今まで北欧の社会制度や人々の考え方、文化など勉強してきた私ですが、彼と話したときにも新たな発見がたくさんありました。
日本は少子化が進み、出生率がなかなか上がりません。
しばらく前に、デンマークの政府が作成した子作りを推奨するCMについてブログで紹介しましたが、スウエーデンでは
「子供を持たず、出産・育児による有休や特典を取得しないなんてもったいない」
と言われるそうです。
それくらい子供を産むことで多くのメリットが得られる社会制度を設けているため、
「子供を持たない人は損している」
と感じ、みんな子供を欲しがるそうです。
また、スウエーデンの女性には主婦がほとんど存在しませんから、みんな喜んで仕事をしていると思っていたのですが、これも大きな誤解でした。
スウエーデンでは「仕事をしていない=社会貢献をしていない」とみなされるそうなのです。
そのため、社会保障に必要な費用を捻出していない人というレッテルを貼られ、ある種の圧力を受けるのだそう。
トレンドや社会情勢はメディアに左右されることが多いわけですが、マーティンさんに
「日本の場合、メディアに従事する管理職に女性が少ない」
というデータを教えていただきました。
日本では、極端に男性目線の動きが多いことに驚かされました。
新しい目線で、日本社会と北欧社会の対比ができた瞬間でした。
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