何歳になっても人生を楽しむためのコツ
2018.10.20 Sat私は最近ワークショップの一環で『楽しい英会話』というクラスを月一回開催しています。
リピート率100%の英会話クラスです。
私はカナダに留学する直前、18歳の時に御茶ノ水にあるアテネフランセで英語集中講座を受講しました。
そこで生きた英語を学んだのです。
当時「英語集中講座」は珍しく、英会話学校でさえ日本流の英会話クラスしかありませんでした。
そんな中、当時のアテネフランセではミシガン大学で学んだ先生たちが最新の英会話を教えてくれました。
クラスのほとんどが社会人で、テレビのディレクターやフライトアテンダント、税関の職員など。
私のように高校を卒業したばかりの若者はいませんでした。
朝から午後までずっと英語漬けの毎日でしたが、それはそれは楽しい毎日でした。
日本語を話してはいけなくて、言いたいことが言えようと言えまいと、とにかく英語で話す努力をするのが基本でした。
たくさんの先生の中で一番私に影響を与えたのが、バービードールのようなスリムで美しい日本人の福田久子先生でした。
先生はお嬢様で、当時髭の殿下のお友達でもあり、ananなどの雑誌に取材を受けるほどのセレブ。
確かサンフランシスコ州立大学に留学されていたと思います。
なかなかRの発音ができない私に、トイレで化粧をしながら
「口を“ウ”にするのよ。そうすればRの発音をしやすくなるの」
などと色々と教えてくれました。
英語が母国語の先生の教え方と違って、同じ日本人だと何が難しいかを知った上でアドバイスしてくれました。
ですから今の私の英会話クラスは、その福田先生が私にしてくれたようなクラスにしています。
また、私が20台後半に帰国した頃、初めて教鞭をとった学校の生徒さんが私を探してきてくれましたことがうれしかったです。
今、私の英会話のクラスにいるのです。
私と彼女は5、6歳しか違いません。
「芳子先生に教わったこと、とにかく鮮明に覚えているの。楽しかったからまた勉強したい」
と言って、参加してくれています。
楽しく学ぶこと。
楽しく教えること。
そんなことを体感していると、人生はまだまだこれからだと思うのです。
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