ご近所トラブルで気を付けることって?
2018.09.19 Wed通常の仕事の他に色々なお仕事のオファーをいただけることはとても嬉しいことです。
ただ、『監修』とか『アドバイザー』としてのお仕事などをいただいた場合、専門職の方々の権威を犯さないように注意しながらコメントをしています。
私が特に意識しているのは、
謙虚であること
上から目線の発言にならないこと
相手の陣地に踏み込まないこと
です。
特に相手が女性の場合、男性よりもテリトリー意識が強いので、相手の権威を脅かさないことに細心の注意を払います。
コミュニケーションは私の専攻でもあり、とても重要だと常々思っています。
そんな私が、ある時とんでもないことをしでかしてしまいました。
よく出張で帰りが遅くなる上、夫が家にいないことも多く、一人でペットのパブロの面倒を見つつ、仕事をし、しかも家の周りのこともやるのはかなり大変です。
特にストレスになるのが、ご近所とのおつきあいです。
ある土曜日の朝、前日の帰宅が遅く、疲れ果てて寝ているところに、家のドアベルを鳴らす人がいました。
目覚まし時計を見ると、まだ7時です。
気のせいかと思い、うとうとしているとまたドアベルがなります。
仕方なくモニターを見に起きると、ご近所の奥さんが、ドアベルを鳴らすや否や、すぐに踵を返す様子が映っていました。
その日は、年に一度の溝掃除があるということをすっかり忘れていたのです。
大急ぎで着替えて、歯を磨き、スコップを手に外に飛び出す間、わずか5分足らずだったと思いますが、その間にも3回ほどドアベルが鳴らされました。
寝ているところを起こされたのと、疲れていたのと、何度もドアベルを鳴らされたことで、いつになく機嫌が悪くなりました。
寝起きの悪い子供みたいな心境です。
自宅のモニターには記録機能があるので、誰がドアベルを鳴らしにきたのかもバッチリ記録されています。
帽子をかぶったご近所の女性が何回も何回もドアベルを鳴らしていたのが、確認できました。
夫がいなかったため、私の仕事はもっぱらご近所の男性軍と一緒に溝から泥を取り除く重労働。
他の女性は箒を持って、道路のお掃除をするか、または雑草を抜くかです。
各家の周りの溝は各自の責任みたいな感じで蓋が開けられていたので、やらざるを得ませんでした。
その女性が、お掃除が終わる頃、
「まあ、お忙しいのに、ビューエルさん、お掃除に参加してくださって、後で市からゴミ袋がお礼で出ていますからお届けしますね」
とニコニコしながら言い寄ってきました。
機嫌がすこぶる悪い私は、心の中で、
『ドアベルをあんなに何回も鳴らされれば、誰だって起きますよ!』
という気持ちと、
『なんで女性にこんな重労働を強いるの?気が利かないオジさんばかり!』
という気持ちでした。
「ほとんどお掃除の方は終盤しか参加していませんので、ゴミ袋は入りません。お使いくだい!」
と私。
「色々お仕事あるのに、偉いわね〜参加してくださって。お礼ですもの、受け取ってください」
とまたその女性がわざとらしいコメント。
それを聞いた時、我慢の限界を突破してしまいました。
「あれだけドアベルを鳴らされれば、誰だって起きますよ!結構です!ゴミ袋はいりません!」
と捨て台詞を残して、家に戻りました。
ストライブの帽子の女性はちょっとあたふたした感じでそこに立っていましたが、もう御構い無しです。
あ〜、やってしまいました。。。私としたことが。
子供じゃあるまいし。
その日は一日中反省しました。
疲れている時、ストレスのたまっている時ほど、外でのコミュニケーションには注意しないといけません。
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