明るいホームレスのススメ
2018.08.18 Sat
私には14歳年下の妹がいます。
とっても面白い発想の持ち主で、時々週末に遊びに来ると、お腹が痛くなるくらい笑わせてくれます。
以前遊びに来た時には、『欲』が話題になったのですが、妹は
「子供たちが独立をして、旦那が先に死んでしまったら、私は何にもいらないし、片付けるのが苦手だから、家の中はそのままにして、解体業者に家を壊して整地してもらうの」
というのです。
「え?!!幾ら何でもそれはないんじゃないの?」
「私には欲がないの。片付けるのも苦手だから、家と一緒に全部壊してもらって、みんな持って行ってもらえればいいの。そして自分一人が住むだけの四畳半のアパートを見つけてそこに住めればそれでいいんだ」
「私も特に何が欲しいというのはないけれど、夏暑くて暑くて仕方がないとか、冬隙間風で寒くて仕方がないというのは嫌だな〜」
「ねえ、芳子姉さん、明るいホームレス一緒にしない?」
私の家の庭で明るいホームレスをすれば、寝るときだけは私の家の中で寝ることができるから、快適だというのです。
「例えばさ、小さなカマドを作って、飯盒でご飯を炊くとか、メザシを焼いて食べるとか。楽しそうじゃない?」
「それって、ホームレスというよりは、アウトドア女子生活じゃないの?」
「そっか、ま、気楽に生活しよう!って話」
実際、妹にはこんな冗談で笑っていられないほどの大きな悩みがあります。
それを知っている私は、一緒になって笑いながら、妹の強さ、前向きさ、明るさに尊敬の念を持つのです。
悩みがある時も、自分で自分を笑わせるくらい前向きでいたいものですね。
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