82歳のご夫婦から学んだ「年を重ねても明るく生きるコツ」

2018.07.18 Wed

成長のために、自分自身を見直すことはとても大切です。
私に自身を見直すきっかけをくれた、素晴らしいご夫婦の生き方についてご紹介します。

昨年、アフリカ旅行に参加した私は、ツアーでとっても素敵なご夫婦にお会いしました。
当年82歳のご夫婦は、小学校の同級生で、二人とも左利き。
明るくて、前向きで、話が面白くて、ツアーの間にとても親しくなりました。


その旅行の後、私は親しくなった方々を高崎にお呼びしてお食事会を開催しました。
写真右前のお二人がそのご夫婦です。

お二人とも、今年すでに海外に4回も長期旅行をしており、来月私も参加するアフリカ旅行に再度参加されるとのこと。
そして、介護付きのマンションに引っ越すので、インテリアをデコレーションしてほしいとのことで、インテリアをさせていただくことになりました。

先日、ご夫婦の素敵なマンションにお邪魔して、インテリアのお話をして来ました。
マンションはまるで高級ホテルのようなインテリアで、あまりの立派さに言葉を失ってしまうほど。
まだ代官山にあるご自宅を売却できていないので、引っ越すのは年末か来春の予定だとか。

「あのね、今まで本当に忙しい毎日を送って来たので、こういうところに引っ越して来て、今までのお友達とはあまり交流がなくなるけれど、ここで新たにサークルなど入ると、人間関係で悩むことになるでしょう?だからそれも注意しないとね」
と奥様。
「新聞を読んだり、本を読むなんて、ゆったりとした時間を過ごしたことなかったからな」とご主人。

82歳のお二人の毎日はとても多忙。
この私でさえ「遠いなあ」と感じるアフリカや南米にもどんどん出かける勇気は圧巻です。
アクティブに、そしてポジティブに生きていらっしゃいます。

私の母は84歳でお二人とたった2歳差なのに
「自宅から800メートル以上遠くにはいかない」
「もうこの歳だから、何を食べても美味しくないし、毎日憂鬱。特に何もしたくないし、何処にも行きたくないわ」
と言っています。
もしかしたら、父が逝ってしまったからかもしれません。

ただ、この考えの差は、世界観の差につながります。
お二人は82歳でもマンションへ引っ越しして、しかもその間に多くの海外旅行を予定しているのです。健脚で、PCも上手に扱いこなします。
ご夫婦が両方とも元気でいらっしゃるからこその発想かもしれませんが、それにしても素晴らしいと思いました。

いくつ歳を重ねても、お二人のように前向きな気持ちでいたいものです。

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