言葉は未来を決めるもの:言霊の力を感じた友人の話

2017.07.29 Sat

ジェトロの輸入専門家をしている時に、私はドイツのニュールンベルグで、ニュースキャスターだった故・筑紫哲也さんの妹にあたる筑紫俊子さんのお宅にお世話になったことがあります。
息子さんと二人住まいだった俊子さんとは気があって、その後長いことお付き合いをさせていただきました。
(引越しの際に、住所録をなくしてしまい、その後コンタクトできなくなったのが残念です)

彼女は、とても不思議な話をよく話してくれました。
今日はそのうちのひとつをご紹介します。

筑紫さんのお母様が亡くなった時に、ドイツに住む俊子さんは分骨をお願いし、ドイツのご自宅にお母様のお骨を持って帰宅したそうです。
それから毎晩毎晩夜になるとお母様が枕元に立たれて、「お骨は一つの場所においてほしい」と懇願したとのこと。結局、日本にお骨を返しました。

それからしばらくして、俊子さんが日本に戻った時のお話は、さらに不思議!

気難しいお父様が後に残り、周りは「お父さんの対応はちょっと大変だな」と感じていました。そのためお母様の送り盆の時に、外で火を燃やしながら、ほんの冗談のつもりで
「お母さんがお父さん連れて行ってくれたらよかったのにね」
とご兄弟の一人が口にしたのです。周りも
「そうね、お父さん、お母さんと一緒に行っていたらよかったわよね」
と笑って冗談を言い合いました。

すると、その次の瞬間にお父様の具合が悪くなって、そのままお亡くなりになってしまったそう。冗談のつもりだった関係者の皆さんは、なんとも言えない気まずい気持ちになったとのことです。

俊子さんご自身は、
「冗談でもこんなことは言うべきではなかった」
と後になってもかなり反省されていました。

この世の中には説明のできない不思議なことがたくさんあるのだと思います。
ただの冗談にしても、後味の悪い冗談は、控えた方が良いのかもしれません。

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