海外で働いて気付いた「グローバルな働き方に必要なもの」その2
2017.01.28 Sat前回に引き続き、「海外で仕事をするために必要な要素」をシェアしたいと思います。
今回は、海外企業の残業についてです。
日本の残業文化は世界的にも有名ですが、実際には海外の残業時間はどの程度なのでしょうか?

海外企業では、定時になったらさっさと帰り仕度をし、「Bye!」と一言声を掛けて帰ってしまいます。
「上司がまだ帰らないから、帰れない」というような日本独特の企業文化はほとんど存在しません。
カナダで仕事をしていた時に何度か残業したことがありますが、本当に数えるくらいしか残業しませんでした。
特に北欧はかなり時間にシビアですから、定時以降の会社はほとんど空っぽです。
ただ、どの業種も残業しないか?というと、そうではありません。
例えばNYのある法律事務所の女性弁護士とは、こんな会話をしました。
「毎日何時頃家に帰るの?」
「だいたい10時頃かしら……。平日は仕方ないわ。仕事がたくさんあるし、私はキャリア組だから」
「みなさんそんなに遅くまで仕事しているの?」
「秘書は定時に上がるわ。だって、秘書は秘書でしょ?」
このように、多くの残業をしている人も当然存在します。
トム・クルーズ主演の弁護士事務所の不正を描いた映画『The Firm』でも、ほとんどの優秀な弁護士は長時間労働です。
こういった方たちは、自分で選択した誇りあるキャリアに伴う責任を当たり前に受け止めているのです。
医者も同じです。
「体力勝負ができないと、医者になれないのではないか?」
というほど過酷なプロセスを一時的に強いられます。
海外で仕事をする場合は、いわゆるキャリア組と一般職で大きな違いがあります。
もちろん報酬や待遇も異なりますが、その仕事量や責任の度合いも驚くほど違います。
この仕事量と責任の重さをよく理解して、海外での仕事を選択すると良いでしょう。
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