海外で働いて気付いた「グローバルな働き方に必要なもの」その1
2017.01.25 Wed最近は海外で仕事をしたいと希望する人も増えてきているので、
「海外で仕事をするために必要な要素」
を3回に分けてシェアしたいと思います。
「海外で仕事をするために必要な要素」
を3回に分けてシェアしたいと思います。
![gahag-0007080899-1](http://yoshiko-buell.com/wp-content/uploads/2017/01/gahag-0007080899-1-800x600.jpg)
初回は、基本の仕事スタンスについて。
私は学生として、そして社会人として、8年半カナダのブリティッシュコロンビア州で生活をしました。
また、ジェトロ(日本貿易振興機構)の輸入専門家として、北米、オセアニア、 ヨーロッパ諸国の企業と多く関わった経験もあります。
現在の仕事でも、デンマーク、フィンランド、 スウェーデンなどの北欧諸国との深い関わりを持っています。
そのなかで気づいたことは「積極的に自分から周りに働きかけて、 職場に慣れるのが重要」だということです。
海外企業は日本企業よりずっと自由な雰囲気を醸し出していますが、自由に過ごすだけではダメ。
海外企業は日本企業よりずっと自由な雰囲気を醸し出していますが、自由に過ごすだけではダメ。
自主性を重んじるため、わからないことはどんどん聞きながら職場に早く馴染む努力が必要です。
日本人はどちらかというと、奥ゆかしい人種だと思います。
この奥ゆかしさが、海外企業で仕事をする場合、 消極性と誤解されないように注意しなければなりません。
また日本のように、上司と部下の関係が仕事以外に影響することはほとんどありません。
上下関係はあくまでも仕事上のことで、 一旦職場を出たら、あくまでも個人対個人の関係です。
したがって、上司と部下の距離は海外の方がずっと近く、過度に上司を敬う必要はありません。
上手くいっている企業は、 本当の意味で上司と部下の仲が良い印象を受けます。
つまり、言いたいことを言い合える関係を築いているのです。
海外の場合、「仕事ができる人、 数字を上げられる人は年齢や性別に関係なく評価されるべき」という価値観があります。
そのためキャリアを積む意味でも、4~5年ごとの転職は珍しくありません。
ある程度現状の職場でのキャリアを積み、 これ以上条件も良くならないと判断した時が「転職のタイミング」。
この傾向は、日本国内の外資系企業を渡り歩く人たちの動きにも見られます。
海外でチャレンジをしたいと思っている人は、こうした 日本社会との違いをしっかりと認識して臨みましょう。
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