経営判断にあった予兆とは?失業が重なった10日間の話

2025.12.17 Wed

経営者として活動していると、時に大きな決断を迫られる場面があります。
事業の方向性、投資、拠点、引越し、土地や建物のこと。
そうした場面では、税理士さんや弁護士さんといったプロの先生方の意見を必ず聞いてきました。

それでも、論理や数字だけでは割り切れない判断がある。
そう感じたとき、私はもう一つの判断材料として「気学」の先生に相談してきました。

そのきっかけになったのが、カナダに住んでいた頃のある出来事です。

長女が生まれ、新しい家を購入し、仕事も家庭も順調。
久しぶりにまとまった休みが取れたので、日本に10日間旅行しようという話になりました。

ただ、出発の数日前から違和感がありました。
私の扁桃腺が腫れ、娘は下痢が続いていたのです。
本当は「やめたほうがいいのでは」と思いました。
けれど、安い航空券でキャンセルが効かず、結局そのまま出発しました。

日本滞在中も体調は戻らず、娘は元気がないまま。
私自身も喉の痛みで食事を楽しめず、不安だけが残る旅行でした。

そしてカナダに戻ってから、わずか半年の間に、悪いことが立て続けに起こります。

まず、当時働いていた会社が事業縮小に入り、私の部署は閉鎖。
職を失いました。
続いて夫も失職し、夫婦そろって失業保険のお世話になる状況に。
さらに、娘を預かってくれていた義母が転倒して骨折し、身動きが取れなくなり、車をぶつけられるなど、小さなトラブルも重なっていきました。

「どうしてこんなに続くんだろう」
そう思い、日本の母に相談しました。

母は、日頃から相談している気学の先生のところへ行き、
私たち家族の状況を詳しく伝えてくれました。
家を買った時期、娘が生まれた時期、引越し、そして日本旅行のタイミング。

そこで指摘されたのが、
日本への旅行が「五黄殺」と「暗剣殺」を行き来する時期だったということでした。

当時は意味もよく分からず、ただ字面の強さにゾッとしたのを覚えています。
「行き来してはいけない方向がある」
その考え方に、初めて触れました。

そして後から思い返すと、
体調不良という“行かないほうがいい予兆”は、確かにあったのです。
それを無視して動いた結果だったのかもしれない。
そう思うようになりました。

それ以来、方向やタイミングに不安を感じたときは、
気学の先生に相談するようになりました。

ただ、ある時ふと思いました。
「毎回聞きに行かなくても、自分で判断できたほうがいいのでは」と。

そこで学び始めたのが『吉報学』で、
佐藤真永先生のもとで勉強を続けています。

正直、まだ分からないことは多いです。
でも、以前よりも人の流れやタイミングを、
自分なりに見ることはできるようになってきました。

そこで今年は、2026年に向けて、
「どんな一年になりやすいのか」を、
少しずつ皆さんにシェアしていこうと思います。

分量が多くなりそうなので、何回かに分けてお届けします。
経営や人生の判断に、
一つの“考え方の補助線”として受け取ってもらえたら嬉しいです。

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