引きこもり生活に癒しを与える「記憶のストレッチ」とは

2020.05.02 Sat

自粛生活で、先のことばかり考えていると気がめいってしまうかもしれません。

心を安らげるには、過去にさかのぼって「記憶のストレッチ」をするのがおすすめです。

だれでも、どこでも、すぐにできます。

私が記憶のストレッチを体験したのは、先日のセミナーです。

自分が小さかった頃の楽しい思い出をできる限り思い出すセッションがありました。

大人になるにつれて思考回路も行動も凝り固まっていきますが、子供は色々なことに興味を持って柔軟に生きているので、それを思い出すことが重要だそうです。
最初はかなり手間取ったのですが、昔のことを思い出そうと努力をするうちに、色々なことを思い出しました。

小学校低学年の夏休み、祖母と妹といっしょに湯檜曽温泉で10日ほど過しました。
夏休み帳を勉強のために持って行ったのですが、露天風呂に浮き輪を浮かせて遊ぶのが面白くて、一日何時間も妹と露天風呂で遊んだのを思い出しました。

きゅうりやトマトの匂いも覚えています。
祖母がよく野菜売りのおじさんからとれたて野菜を購入し、おやつ代わりに出してくれたのでした。
今のお野菜と違って、とても濃厚な自然の香りがしたのを覚えているのだと思います。

とにかく毎日が楽しくて楽しくて、夜になるともう疲労困憊。
旅館のあのフワフワの寝具に横になるのが最高に幸せな瞬間でした。

父のことも思い出しました。
記憶の中の父はいつも厳格で怖い印象しかなかったのですが、私がまだ小さかった頃、母と一緒にバス停に夕方父を迎えに行った時、バスから降りてきた父が大きな手で私の頭を撫でてくれたのです。
よくよく考えると、小学校2~3年生までは、父はどちらかというと優しかったのだと気づきました。
父はもうすでに亡くなって10年近くになりますが、今の今になってそんな昔のことに気づくのはとても不思議な体験でした。

さらに記憶を遡った4~5歳の頃、初めての海水浴で阿字ヶ浦に行ったことも思い出しました。
編み物が好きな母が作ってくれた水着を着て、浅瀬で海に浸かり、太陽に温められた海水と、押し寄せてくる冷たい海水の交わる感覚を肌で感じたことを覚えています。
当時泳げなかった私と妹は1~2日ほど海を怖がっていたので、多分この海水の感覚を記憶に刻んだのは3~4日目でしょう。

このセッションは意外と楽しく、終わってからなんとなくほっこりとする感覚が残りました。

いつもせかせかしている私たちですが、たまにはテレビやパソコンを離れ、記憶のストレッチをしてみてはいかがでしょうか?

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