忙しい人こそランチとコーヒーブレイクを優先しましょう

2018.09.01 Sat

私自身はヒュッゲのほのぼの感、ハードルの低さ、心地よさに憧れているからこそヒュッゲについての本『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』を出版しました。
しかし、実際は「最前線で戦っています!」という生活です。

休みはとても大切です。
ある時期、私の生活は休みの「や」の字も取れない状態で、ストレスはマックス。
雑踏の中で肩がぶつかったくらいで、泣き出しそうだったのを思い出します。

土日でも夜中でも売り上げに直結するテレビショッピングの時間であれば、それを優先。
月曜日には朝礼がありますから、たとえ土日に働いていても出勤します。
海外から取引先がくれば同行営業をしながら、同時通訳までこなします。
私のカレンダーにはどんどんスタッフが予定を入れるので、それに従ったスケジュールで動いていました。

その私が、西表島で過ごしたわずか5日間の休暇で、一気に人生観が変わりました。
一番驚いたのは、ひどく晴れ上がり出血が続いていた歯茎の腫れが全てひいたこと。
大学病院に行った時には、先生が
「検体を取る必要はありません。帰っていいですよ!」
とおっしゃってくださり、そばで看護師さんが私のために涙してくださったのが印象的でした。

それ以来、年に2回ほど長期の休暇を取っています。
オンとオフのけじめをつけ、どんなに忙しくてもランチは欠かしません。
気分転換のために優先するようにしています。

コーヒーブレイクも大切にしています。
コーヒーを入れに行くと、普段話をあまりしないスタッフともたわいない立ち話ができて気分転換になるからです。

今は働き方改革などプライベートを重視する動きがありますが、基本的に日本人は他の国の人よりも周りを優先してしまいがちです。
長期の休みは取れないにしても、少しずつ自分のためのホッとする時間を作ることが大事。
その結果、クオリティーオブライフを上げてくれると確信しています。

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