子ども時代に置き忘れてしまった「幸福の種」
2018.03.30 Fri先日車を運転していた際、ふと目の横をかすめた看板に
『砂場ごっこ』
という文字がありました。
運転をしていたので二度見はできませんでしたが、「砂場」「ごっこ」という言葉が引き金になりなんだかとても懐かしい気持ちになったのです。
小さな頃、近所のお友達と一緒によく〇〇屋さんごっこという「ごっこ遊び」をして遊びました。
定番は、お花屋さん、ケーキ屋さん、お菓子屋さんなど。
「ねえ、今日はケーキ屋さんごっこする?」
「私がケーキ屋さんするから、〜ちゃんは、お客さんね」
なんてやりとりがあったような気がします。
そして「砂場」という言葉。
小さい頃は、砂場で遊ぶことがとても多かったのを覚えています。
幼稚園の頃から、シャベルを持ったり、バケツを持ったりして、砂場で遊びました。
そして砂団子を作ったり、砂山を作ったり・・・
砂場は想像力を最大限に生かしてくれる場所でした。
その二つの言葉が私の心の中の
「まだ誰も疑わず、まだ遊ぶことに集中できて、まだ楽しいことだけを追求していた」
純粋無垢な時代の思い出のドアを開けてくれたのです。
大人になると素直に、気持ちのままに、何かを集中的に楽しむことが難しくなります。
でも時には、そういう時間を持てたら、本当に幸せなのではないかな?と思いました。
お子さんがいらっしゃる方は、お子さんといっしょに、自分が小さい頃に好きだった遊びをするのもいいかもしれませんね。
関連記事
-
優秀じゃなくてもいい?スウェーデンの若者が選ぶ“ソフトガールズ”という生き方
あなたは、忙しさや成果ばかりを追いかける生活に、どこか違和感を覚えたことはありませんか? 実は最近、スウェーデンの若い世代の間で「ソフトガールズ」という言葉が話…
2025.07.12 Sat / WORK&STUDY -
「笑い」と「学び」が人生を変える?北欧流ウェルビーイングと落語の贅沢な午後
実は、「笑い」が人を幸せにする力は、北欧でも日本でも変わりません。先日、あいにくの雨模様の土曜日に「講演会と落語の心笑うアフタヌーン3楽章」が開催され、約300…
2025.07.01 Tue / WORK&STUDY -
なぜ、大人が「子どもの世界」に入り込んでしまうのか?
忙しい毎日に疲れたとき、私が思い出すのは、幼稚園のバザーで起きたある出来事です。 ある年のこと。地元の幼稚園から「バザーで子どもやお母さんに喜ばれそうな商品を出…
2025.06.04 Wed / WORK&STUDY
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。