ワーキングマザーの私に息子がくれた言葉

2017.11.22 Wed

私には3人の子供がいます。私が起業した時、長男はわずか2歳半で甘え盛りでした。それまで本当に猫可愛がりしていた私が、急に彼を保育園に残して起業をしたので「大きなショックを受けた」とよく言われます。

今年は本当に色々なことがあって、多少のトラブルには動じない私も躊躇するシーンがありました。ただ、大きな出来事が矢継ぎ早に起こったため、ゆっくりと悩んだり、悲しんだりするだけの余裕はありませんでした。それが不幸中の幸いとなって、寝込むこともなく、日々の仕事を淡々とこなせたのです。

先日まで仕事で出張続きでしたが、ここ数年続けている地方自治体の起業塾での講義や、インテリアショップアルトのイベントの開催などがあり、土日も働きづめ。イベントでは多くのお客様を迎え、私自身もフロア担当のような業務をしていました。

午後に一旦落ち着き、事務所に戻ってソファに腰をかけた時、長男と二人きりになりました。彼はそっと私の疲れた足を持ち上げて軽くマッサージをしながら、
「お母さん、俺さ、お母さんを見ていて、とてもお母さんと同じことはできないと思ったよ」
と言ったのです。

さらに、彼は今年前半に私自身に起こった様々なことを一つ一つ挙げていきました。
「いろんなことがあったけれど、どれ一つ取っても大事で、自分がもしお母さんの立場だったら、そのうちの一つに対応するだけでも大変だったと思う。そんな大変なことが次から次へと起こったけど、それでもお母さんは今日こうしてここにいて、忙しく動き回っているでしょう?俺にはできないよ。お母さんみたく力強く動けない。俺なら寝込んでいるよ」

私はその言葉を聞いていて、救われた気持ちがしました。
私は彼に私と同じように動いて、仕事をこなしてほしいとは思っていません。
もし彼が私と同じようにできなくても、落胆することもありません。
何故ならば、私は私、彼は彼。私はとにかく頑張るタイプで、私と同じように無理をしてでも動き回る気力と体力のある人はそうそういないとわかっているからです。

でもこれまで起きた出来事がどれだけ大変なことかを理解してくれたことが、私にとっては大きな救いになりました。

ありがとう。ジュリアン。
心の中でそう思いました。

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