夏の花火と忘れられない思い出

2017.08.09 Wed

先日は花火大会でした。
川敷のすぐそばにあるジムの屋上は見晴らしがよく、花火を目の前で鑑賞できます。
花火大会が始まる前は夕涼みがてらジムの屋上で夕食をいただきながら、ビールやワインを楽しむ人でいっぱいです。
大玉花火が上がると、まるで頭の上に花火が落ちてくるような感覚にとらわれるくらい近距離なのです。

今年も予約をして、良い席が取れました。
河川敷の横を走るバイパスは車ばかり。
以前、花火大会の日にテレビの仕事があり、高崎駅に戻って来た時には大渋滞でした。
しかし、ゆっくりと動くバイパス上の車は花火がよく見えて、たちまち特等席に!
あれほど渋滞が素晴らしいご褒美だと思ったことはありませんでした。

昨年まではあまりに花火が美しいので、カメラに収めようと一生懸命でしたが、今年は一つ一つの花火を見逃さないように、自分の目に焼き付けました。

花火を作るには多大な時間がかかるものの、火がついたらあっという間に空に散ってしまいます。
潔い中に凝縮された美しさがあり、父が亡くなる直前の花火を思い出しました。
同じ河川敷に面した国立病院の窓から美しい花火をみたのです。
一人の人がこの世を去ろうとしているのに、花火がとっても綺麗で、窓の外を見ながら、なんだか複雑な気持ちでいっぱいでした。

そして私の中で一番古い花火の記憶は、母の背中で見た花火です。
あの大きな音が怖くて泣いていた私に、母は大玉花火が上がるたび
「わ〜綺麗、芳子見てごらん」
と言って、私に花火を見せようとしたのを覚えています。
あの時の大きな音と、振動は忘れられません。

そんな色々な記憶が自分の中に湧き上がる、そんな一夜でした。

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