50代は今までの善悪から解放され、自由な人生を選択する時

2017.05.20 Sat

大人になってから、倫理観について改めて考えることは少ないかもしれません。
私たちは社会が定めるルールの中に生きていて、その社会が形成する倫理観の中で、「良し悪し」を決めて行動しています。

一般的な「良し悪し」は普遍的なもの、変わらないものだと思いますよね。
ところが50代に入ると、今まで自分が従っていた社会的ルールや倫理観が急に変わることがあります。

例えばある日、今まで何十年も一緒に生活して来た配偶者が「もうあなたには愛情のかけらもないから離婚して!」と言いだすかもしれません。
例えばある日、今まで元気が売りだった友達が末期癌で余命宣告を受けるかもしれません。
例えばある日、今まで一生懸命に勤め上げて来た会社から肩たたきをされるかもしれません。
例えばある日、夫や妻に不倫相手がいたことが発覚するかもしれません。
例えばある日、自分自身の健康に問題が発生し、自分が今まで思っていた寿命は到底全うできないと思うかもしれません。
例えばある日、自分自身の身体的能力の劣化を激しく感じるかもしれません。

このように、50代は今まででは考えられなかった出来事がふいに起きるのです。

今までは仕事や子育てに専念し、とにかく努力と我慢の連続だった人もいるでしょう。
無理強いを課してきた人生を振り返った時
「本当にこれでいいの?」
「方向転換しないと、もう残り時間を楽しめないかも」
と耳の横で問いかけられるように感じます。

そうなると、
「悔いがないように過ごすことが、何よりも大切なことなのではないか?」
と自分の中の価値観が変わり、優先順位も変わります。
ある意味、『開き直りの時』を迎えるのです。
そして自分を取り巻く環境や人に対しても寛容になれます。

開き直ると、今まで怖かったことが、怖くなくなるから不思議です。

10代の若者が冒険を好み、色々なことにチャレンジするのに対し、人生経験が豊富で洞察力も持つ50代は、別の意味での冒険やチャレンジを好む『ハイティーンの季節』なのかもしれません。

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