なぜデンマークでは“無香料キャンドル”が人気?

2025.11.05 Wed

肌寒くなると、キャンドルを灯したくなりませんか?
実は北欧では、季節の変わり目にこそキャンドルの出番が増えます。

キャンドル消費量が世界一のデンマークでは、香り付きよりも無香料キャンドルが人気です。理由は、香料によっては体に良くない成分が含まれる場合があるから。自然素材や安全性を大切にする北欧らしい考え方ですね。

私も普段から、ティーキャンドルをまとめて購入しておくことにしています。もともとは紅茶ポットを温めるための小さなキャンドルですが、用途はとても広いんです。ハロウィーンの時期ならパンプキンを飾って灯すのも素敵ですし、テーブルセンターにちょこんと置くだけでも、空間がほっと温かくなります。

私が愛用しているのはmenuのキャンドルホルダー。灯台のようなフォルムが可愛らしく、火を灯すと優しい陰影が広がります。また、数年前にキャンドルホルダーのアーティストの方からいただいた木製のホルダーもお気に入りです。別々に使っても、一つにまとめても絵になるデザインで、高さの違うキャンドルを組み合わせると、まるで小さな森の灯りのよう。遊び心をくすぐります。

キャンドルホルダーがなくても大丈夫。お皿やガラスのコップに生米を入れて、その上にティーキャンドルを置くだけで、即席のキャンドルホルダーができあがります。特別な道具がなくても、灯りひとつでお部屋の空気がふんわりと変わります。

“香り”ではなく“灯り”でリラックスする。そんな北欧流の過ごし方を、今夜の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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