冬に読みたくなる絵本「ノーム 不思議な小人たち」
2024.01.27 Sat私のお店LYCKAでウインターセールを行った際、目玉はトムテ(スウエーデンの妖精)の人形とブックフェアでした。
ブックフェアの中で、とっても気に入って私自身も購入した本が「ノーム 不思議な小人たち」。
作者はオランダ人のヴィル・ヒュイゲン氏(1923−2009)。
内科医だった彼は童話作家でもあり、この本を出したことで世界的に知られるようになりました。
この本がすごく楽しく読める理由の一つが、リーン・ポールトフリート氏の挿絵です。
彼もまたオランダ人で、「野生生物画のバッハ」と呼ばれていました。
今お店で販売しているトムテも、源はここに出てくるノームと同じ。
というのも、各国語によってノームの呼び方が違い、ノルウエー語で「Tomte」、スウエーデン語で「Tomtebisse」と呼ばれているからです。
LYCKAの店内にいるトムテたち。
この本の何が面白いかというと、普通の子供向けの童話とは違って、内科医だからこその視点でノームの生態系や生理機能、筋肉組織などから彼らの生活習慣に至るまで、詳しくストーリーが描かれているところです。
ぜひ皆さんも一度手に取ってみてください。
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