工事現場でした泥団子づくり

2022.11.09 Wed

大人になってからも泥団子を作ったことがあります。
それは、会社の新しい社屋建設現場で行った、『目的』を入れるための重要な作業でした。

目的というのは、どのような会社になって欲しいのか?という『願い』を込める、一種のおまじないのようなものです。
直径12〜15cmもある大きな泥団子を握って、その中央に『目的』を書いた小さな紙を入れます。

「おにぎりを作る要領で作ってください」
と言われましたが、こんなに大きなおにぎり作ったことがないため、みんなで大奮闘しました。

 

全部で5つの泥団子を作り、それぞれの泥団子を5つのコンクリートブロックの中央に入れ、建物の中央部分に東・西・南・北・中央と置かれ、その上に基礎のコンクリートが流し込まれます。

今回この泥団子作りを手伝ってくれたのが、妊娠中の結衣さん。
設計士の大野さんは
「妊婦さんはエネルギーが高いからさらに良い影響がある」
といいました。

大野さんと私と結衣さんの3人で、一生懸命に握っていた泥団子。
なかなかしっかりと大きくするのが難しくボロボロ状態でしたが、最後は綺麗にまとまり、
「これは四人で作った泥団子ですね」
という大野さんの言葉に、なんだかほっこり。


そして基礎のコンクリートの下に撒くための底力ミックスを子供たちと一緒に素手でこねこねします。

自分自身の自宅を建設するときには、全く気持ちの余裕がなかったので、全てのことを大野さんにお任せしていました。
でも今回、こうして新しい社屋の中心に息吹を吹き込むことができて、なんだかとてもワクワクしています。

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