北欧のキャンドルと日本のキャンドルの意外な違い

2021.05.18 Tue

フィンランドのキャンドルは星型の円錐形や丸い大きな球体などあまり馴染みのないものが多く、特に驚いたのが燃焼時間が記載されていることです。
15Hや24Hと印字されたステッカーがキャンドルの底に貼ってありました。

日本人である私のイメージだと、キャンドルは垂れるもの。
そんなに長時間持つとは思っていませんでした。
お仏壇や神棚に置いてあるろうそくのイメージが強かったのだと思います。

カナダなど北米にもキャンドルはありましたが、北米のキャンドル使用率は北欧ほど高くありません。
北欧との仕事が多くなるにつれて、垂れたりけむりが出たりするキャンドルは粗悪品だと学びました。
フィンランドをはじめとする北欧諸国のキャンドルは「安かろう、悪かろう」な素材を使いませんから、垂れたりけむりが出たりしないのです。

北欧でクリスマスツリー(もみの木)にキャンドルを飾ると知ったときは
「家の中で、しかももみの木にキャンドルを複数飾る?さらに火を付ける?!火事にならないの!?」
とびっくりしましたが、キャンドルの芯はまっすぐで、燃えかすも少量。
長い時間、安全に明かりを灯してくれます。

「ときどきキャンドルの炎がモミの葉に当たって、モミの葉の油が溶けるの。その匂いが香ると、クリスマスを感じるわ」
という人が多いのも印象的でした。
みなさんももしキャンドルを買うことがあれば、北欧産の良質なキャンドルを探してみてください。

 

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