おいしくて危険な海外風シーザーサラダ

2021.05.05 Wed

海外女性がランチやディナーに食べる鉄板メニュー「シーザーサラダ」。
ロメインレタスがとても美味しくて、私も大好きなのですが、海外のレストランで出てくるシーザーサラダにはシーザードレッシングがたっぷりかかっていて、かなり高カロリー。
でもなんとも言えないチーズの香りと黒胡椒のパンチに負けて、ついついオーダーしてしまうのです。

シーザーサラダの名前は、メキシコのレストラン『シーザーズ・プレイス』のオーナー、イタリア系移民のCaesar Cardini、シーザー氏の名前に因んだものだそうです。
ジュリアスシーザーに関係があるのかしらと思ったのですが、全くの見当違いでした。
1924年7月4日のアメリカ独立記念日に、シーザー氏がありあわせの具材で作ったのがシーザーサラダだったそうです。
シーザーサラダは100年近い歴史があるのですね。

アメリカでとても有名だったフランス料理の研究家、ジュリア・チャイルドがこのレストランを訪れたのが1920年代。
給仕が若いロメインレタスの葉を持ってきてテーブルでドレッシングをかけてくれ、お客さんはロメインレタスの葉を摘んで食べていたとのことです。
時々とってもおしゃれなレストランに行くと、この形のシーザーサラダが出てくることがあります。
ロメインレタスの若葉を全く切らずに、綺麗に積み重なって出てくるのが素敵です。

今はアンチョビが入っているシーザーサラダが王道だと思っている人が多いのですが、シーザー氏はレシピを書き残さなかったために、本来のシーザーサラダにアンチョビが入っていたかどうかはわからないそうです。

海外だとトッピングにガーリックシュリンプやチキンブレストなど、タンパク質系のものを選択できるレストランが多く、半熟卵を崩しながら食べます。
ロメインレタスの中に混ぜられているカリカリしたベーコンもおいしい!
日本のスーパーではあまりロメインレタスが売っていないので、見つけたときは迷わずにカゴに入れてシーザーサラダを作ります。
ぜひみなさんも海外風のシーザーサラダを作って召し上がってみてください。

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