’サンタクロースの国’フィンランドの、「クリスマスの香り」とは?
2015.12.19 Satクリスマスシーズンになると、海外ではもみの木を車の上に積んで走っているのをよく見かけます。
天井につくくらいのもみの木を家に持って帰って、それにデコレーションをするのです。 本物のもみの木を使わない家庭も沢山ありますが、フィンランドなどでは、もみの木に小さなキャンドルをホルダーに入れて沢山飾り、もみの葉がキャンドルの火にちょっと焼かれる香りがクリスマスの香りだと言います。 (もっともこれは、実際にいくらもみの木が湿っていて火事にならないとはいえ、ちょっと日本人的感覚で考えると怖くていただけません)
そしてクリスマスといえば、家族や友達が集まる機会が多いので、クリスマスベーキングをするために、みんなで集まってクッキーやケーキを焼いたりするのも楽しみの一つです。
ジンジャーブレッドクッキーや、大きめのクッキーを焼いて、それで家の形を作って、アイシングシュガーでデコレーションしたりします。
プレゼントの準備も楽しみの一つです。
ただ、日本のように、デパートやセレクトショップで綺麗にプレゼントをラッピングしてもらうということはほとんどありません。プレゼントの品は購入したものかもしれないし、手作りかもしれませんが、それをラッピングするというのが、もう一つの楽しみです。 ですから、ラッピングペーパーやリボン、そしてギフトカードなどの梱包資材も沢山の種類があって、それを選んで、自分流にラッピングをします。
子供が小さい家だと、サンタクロースの存在を子供たちによりリアルに感じさせるために、クリスマスイブには、子供たちが、サンタさんに手紙を書いて、そして自分たちが焼いたクッキーとミルクをグラスに入れて、サンタさん用にテーブルに置いてから眠ります。
そのクッキーを一口食べて、ミルクも飲んで、子供達の手紙に、1、2行のメッセージを書くのは、お父さんの役目。
25日の朝一早く起きる子供達は、サンタさんが来たかどうかをテーブルの上のクッキーとミルクで確認します。そしてクリスマスツリーの下に走って行って、プレゼントを探すのです。
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