一番思い入れがあるデンマークの寝具

2021.01.27 Wed

アペックスを卒業してから振り返った写真のなかで、一番思い入れがあったのがこれらの寝具です。
JETROの短期専門家としてデンマークに派遣されたときに「Jorck & Larsen A/S」 と出会わなかったら、今のアペックスはなかったと思います。

40社以上の企業を日本の展示会に誘致してきましたが、Jork & Larsen A/Sのラーセン社長との出会いが最大の転機でした。
まだまだひよっこだったアペックスを信じて、コンテナー1本の製品を日本に送ってくれ
「売れた時に後払いしてくれればいいから、販売してみて」
という一言で全てがスタートしたのです。

日本はメーカー主導で商品開発が進んでいるのに比べ、福祉先進国のデンマークでは現場主導で商品開発がなされていました。
定期的に開かれるミーティングで、現場の看護師、医者、リハビリ担当者などが
「今まさにこういう問題を持った患者さんがいる」
という事実を報告し、メーカーがその問題を解決できる商品づくりをしたのです。

寝具を販売したことがなかった私たちは、デンマークのメーカーの受け売りで国内営業をしました。
かえってそれが良かったのかもしれません。
全くの素人である私たちが、福祉先進国のデンマークのやり方を紹介していくことが、誰にとっても魅力的だったのでしょう。

2020年の春までテレビショッピングで紹介していたDanfillも同じ会社。
約20年近く一緒に歩いてきた、大切な存在です。

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