携帯電話を家に忘れた!

2020.12.11 Fri

先日、いつもより早い時間の新幹線に乗るために家を急いで飛び出したら、駅に向かう車中で携帯電話を忘れてきたことに気づきました。
とはいえ、家まで引き返したら、新幹線に間に合いません。
「今日はアナログでいくしかない!」
と自分に言い聞かせてそのまま駅に向かいました。

新幹線に乗ってから、待ち合わせ場所の原宿へ。
駅が新しくなってから行っておらず、不安が沸沸と湧き上がってきましたが、連絡する手段はありません。
なんとか勘を頼りにIKEAを探して同僚と落ち合いました。

今回はクライアントさんの展示会で我々の取り扱う繊維が発表され、多くの有名な企業が展示会を見にきていました。
入り口で紹介されていたので「ドイツに写真を送ろう」と思ったのですが、携帯がないことを思い出しました。
結局同僚にお願いして写真を撮ってもらいましたが、自分の思うような写真は撮れません。

さらにトラブルは続きます。
打ち合わせ諸々を済ませて、私だけ先に次の打ち合わせのために新幹線に向かったのですが、次のアポには間に合いません。
「なんとかして次のアポの人に送れるという連絡しなくては!!」
と思ったものの、公衆電話が見当たりません。

とうとう新幹線の出発時刻が近くなり、ホームでカートを押している女性スタッフに
「あのう、携帯電話を忘れてしまって、どうしても電話しなくてはいけないのですが、何号車に公衆電話があるかわかりますか?」
というと、女性は自分の手帳を見ながら、
「2号車に公衆電話がありますよ」
そして、
「お金は使えないんですよ。テレホンカードありますか?」
と続けました。

テレホンカード!
久しく聞いていない単語です。

「いえ、ありません。どこで買えるんですか?」
「7号車です」

仕方なく乗車してすぐに7号車にダッシュ。テレホンカードを購入して2号車に戻り、そこから会社に連絡しましたが、携帯がないと連絡先さえわかりません。
会社のスタッフに名刺入れを探してもらい、連絡をとってもらいました。

携帯を忘れたことで、これほど生活に必要不可欠なのだと実感し、
「ある意味、私たちの今の生活と携帯電話の関係性に問題があるのでは?」
感じました。
そう思っているのは、私だけではないのではないでしょうか?

関連記事

芳子ビューエル公式Facebookページ

北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。