不安な気持ちを和らげるヒュッゲな時間の過ごし方
2020.03.27 Friコロナウイルスの影響でなかなか外に行く機会もなく、家で憂鬱なニュースばかりを聞いている母を連れ出そうと、久しぶりに母と娘と私の3人でドライブに行きました。
ゆっくりランチしてから娘の運転で母と一緒に梅林へ。
お天気がよく、青空のもと暖かい日差しを浴びながらおしゃべりをし、梅の花を楽しみながら散歩しました。
ふと母が、
「ねえ、ところで、梅って木になっているところを見たことがないけれど、どこになるのかしら?」
と、近くにある梅干しの工場を見て言いました。
娘「そういえば、梅の花は見るけれど、梅の実が木になっているところは見たことないわねえ。小枝になるのかな?それとも木の枝に数珠なりになるのかしら?」
私「普通に考えれば、花が咲いているときに受粉して、そこに実ができると思うけれど」
娘「でももしも梅がこの花の数できたら、どうやって収穫するの?すごい数でしょう?」
(娘のなおみちゃんと母)
それを聞いていた梅農家の人が、
「花びらが落ちるころ、花の根元にプクッとした実ができて、それがどんどん大きくなるんですよ。それをひとつづつ手摘みするんです。木を揺らして実を落としたりすると、傷ができるから、手でひとつづつ収穫するんです」
と説明してくれました。
なんでもないような会話でしたが、いかに普段何も考えないで、梅干しを口にし、梅の花を観賞し、その間のことは全く考えていなかったかに気づきました。
こうしてのんびりと梅の林の中を歩き、他愛ない話を楽しむ時間はヒュッゲなひとときでした。
コロナウイルスで自粛ムードになり、なかなか外出できなくなりましたが、そんなときこそ大切な人との時間を大切にできたらいいですね。
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