忘れられない「最高の夕食」
2018.10.31 Wed私が小さかった頃、毎月25日は特別な日でした。
父がお給料をもらってくる『お給料日』だったのです。
当時は銀行振込ではなく現金支給だったので、家族、特に主婦にとって特別な日です。
当時は祖父母と同居をしていましたが、25日は若い夫婦が子どもと一緒に食事に出かける日とされていて、祖父母は食事には来ませんでした。
ですから母もいつもより自由で、嬉しそうにしていた記憶にあります。
まだ4歳、5歳だった私も妹も、25日はとっても豪華な体験ができました。
と言っても、高級なレストランに行くわけではなく、デパート内のレストランで食事していたような気がします。
私は小さな頃偏食で、食べられるものがあまりありませんでした。
そんな私にとって、二つの卵を三角形に切ったハムと一緒に半熟に仕上げたハム&エッグは唯一おいしいと思えた一品です。
そしてハム&エッグの後のソフトクリームほど美味しいものはないと思っていました。
今思い返しても、あのハム&エッグは最高の味で、食後のソフトクリームの特別感も格別。
懐かしく、心温まる特別な思い出です。
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