体調不良を嘆く母に伝えたい、娘の気持ち
2018.06.16 Sat私の母は84歳になります。
母は、昔から数字に強く、知り合いの電話番号は全て暗記していました。
経理の仕事が中心だったせいもあるかもしれません。
そして、母は昔から乗り物に弱く、よくめまいと乗り物酔いに悩まされていました。
私がカナダに留学していた時代から、いつも母の手紙は体調不良の話が中心だった気がします。
そして今の母の話も自身の体調不良の話題が80%。
後の20%は自分自身を取り巻く家族との話です。
母の話を聞いていると、どちらかというと愚痴にしか聞こえず、
『ああ、また文句を言っている』
という気になるのですが、先日私が肩の不調を母に伝えると、郵便で大量の湿布が届きました。
また母は毎年誕生日になると、1万円を送ってくれます。
「美味しいものを食べなさい」という一文と一緒に。
先日、会社で嫌なことがあって家に戻り、中庭で風にあたっていた時に、そんな母のことを思いました。
私自身も母であり、二人の息子と一人の娘の母です。
どんなことがあっても子供は子供。
喧嘩をしても、いがみ合いがあっても、子供には幸せでいてもらいたいと思っているのが親です。
母もまた、何歳になっても私と妹たちのことが心配なのです。
人間は永遠に生きられるわけではありません。
今この時に、母の優しさ、子である私への思いを感じ
「ありがとう。お母さん。」
と言える立場にあることは、ありがたいことだと思いました。
明日は父の日。ぜひみなさんも、お母さまやお父さまに感謝の気持ちを伝えてはいかがでしょうか。
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