子どもが喜ぶ、最高にロマンチックなカナダのクリスマス
2017.12.06 Wedカナダに留学した時、とても印象的だったのはクリスマスでした。
友達とのパーティーが終わって、夜遅くにホームステイをしている家へ戻ると、静かな家のリビングルームでパジャマ姿のホームステイ先の両親が一生懸命にクリスマスデイ(25日)の準備をしていました。
まず、子供が生まれた年に作った手編みのソックスを暖炉に飾り、そのソックスにサンタクロースからの小さなプレゼントを入れます。古くなったソックスはヨレヨレの状態ですが、サンタからの小さなプレゼントを入れると、なんとなくシャンとします。そして、靴下に入らない大きなプレゼントはクリスマスツリーのところに置きます。
ただその光景を珍しそうに見ている私に、準備中の両親は
「サンタクロースがこの家に来たという演出が重要なのだから、絶対に子供達に言ってはダメよ」
と釘を刺しました。
子供達は寝る前に、サンタクロースへメッセージを書いて、ダイニングテーブルに置いてから寝ます。そのメッセージと一緒に用意されているのが、グラスに入れられたミルクと小さなお皿に盛られたクッキーです。
両親は、ソックスにサンタのプレゼントを詰め終わると、子供達がサンタ宛に書いた手紙の返事をお父さんが書きます。さらに、「ミルクとクッキーありがとう。今年も良い子だったようだね。プレゼントを置いていくので、朝みんなで開けるように。」というようなメッセージを書いて、ミルクをのみ、クッキーを食べ、わざわざクッキーのクズをお皿に残す演出をするのです。
翌朝子供達はダイニングテーブルに真っ先に駆け寄り、サンタさんがちゃんと来たかどうかを確かめます。その後に、クリスマスツリーの下のプレゼントを確かめるのです。
なんて夢のあるクリスマスなんだろう!と感激しました。
日本でも、こうしたロマンチックなクリスマスを子どもに体験させてあげたいですね。
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