幸運のお守りになる光のモビール「ヒンメリ(HIMMELI)」の魅力

2017.09.30 Sat

フィンランドには、ヒンメリ(HIMMELI)という伝統的な装飾品があります。
私がヒンメリと出会ったのは、もうずいぶん昔のこと。当時長野県に住んでいたフィンランド人のリイッタさんと一緒にクリスマス展を開催した時に、彼女がフィンランドから持ってきたのです。

ヒンメリはモビールのひとつで、ライ麦の藁に糸を通してつなぎ合わせて作ります。
フィンランドはヒンメリはクリスマスの装飾として使われるので、クリスマスの準備として女の子が藁から作っていたそう。年の豊作を祈願するものとしても使われて、ヒンメリを夏至まで飾ることが豊作につながると考えられていたようです。
結婚式でもヒンメリを紙と小さな鏡で装飾し、幸運と子宝に恵まれるように祈願していたとのこと。

今年5月にエコノミストさんから取材を受けた時のご縁で、ヒンメリに関する素晴らしい本を出版しているEija Koskiさんという方から連絡が来ました。
今年はEija Koskiさんに来日していただいて、ワークショップも手掛けたいと思っています。

HIMMELIの語源はスウェーデン語で「天」。
幸運のお守りとして「光のモビール」とも言われるヒンメリの世界に触れ、家の中にヒンメリを飾ってみてはいかがでしょうか?

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