ユニークな色使いのモルジブ。
国ごとの色彩感覚の違い

2016.09.14 Wed

国によって、色彩感覚というのは、かなり異なるのだな〜と感心させられることがあります。
その一つがモルジブです。

モルジブは、沢山の島から成っていて、One Island One Resortとして成立しています。
つまり一つの島が一つのリゾートで、イタリア系、ロシア系、カナダ系、ドイツ系、タイ系など、いろいろの国の企業がリゾートを運営しています。
 
しかし、モルジブ人が住むローカルアイランドももちろんあって、どこの国に行ってもそうなのですが、その国の人の生活を垣間見るのはとても楽しいので、
毎回モルジブを訪れると、ローカルアイランドツアーに参加するようにしています。
モルジブ人は観光か漁業で生計を立てているイスラム教徒です。
マグロの消費量では確か日本人より上だったと記憶しています。
 
ローカルアイランドに上陸すると、とてもユニークな色使いの建物が目を引きます。
建物にはピンクやイエロー、ライトブルーなど明るい色が塗られ、絵が描かれていることも多々あります。

%e7%84%a1%e9%a1%8c10

どの家の前にも、ネットを鉄のパイプに張ったハンモックのような椅子が並んでいます。

%e7%84%a1%e9%a1%8c2

そこで夕涼みをするのが風習のようです。

%e7%84%a1%e9%a1%8c3

また部屋の中に招き入れてもらうと、まるでアリスの不思議な国に迷い込んでしまったかのような配色のインテリアに、驚かされます。
ピンクの壁にブルーのドア。カーテンもカーペットもマッチングピンクで、テーブルは花柄のテーブルクロスで覆われていてます。

このお家は島の中でも上のクラスのお家のようで、リゾートからのお客である私たちのためにアフタヌーンティーを用意してくれています。

%e7%84%a1%e9%a1%8c4

こう言う色彩感覚というのは、一体どこから生まれてくるのでしょうか?
常に生活圏がブルーの海に囲まれているからブルー以外の優しい色合いに惹かれるのでしょうか?
それとも素晴らしい日没の空の変わりゆく色合いに似た色を自分の生活圏に取り入れたいからなのでしょうか?

%e7%84%a1%e9%a1%8c5

刻々と変わっていく空の色。

%e7%84%a1%e9%a1%8c6

関連記事

  • 働き方改革ができる「心地いい仕事場」の作り方

    1日の大半を過ごす仕事場は「気持ち良い環境」にするのが一番大切だと思います。 新しいオフィスには、たくさんのお気に入りポイントを作りました。 まず、これはサロン…

  • 「生体エネルギー発生装置」を活かした新オフィス

    先日、オフィスが移転しました。 新しいオフィスの目の前は公園で緑が多く、スタッフも 「とても気持ちが良い」 と言います。 もともとこの土地は駐車場として使われて…

  • 心落ち着く「金曜日のセレモニー」

    毎週金曜日は、お花の日。 昔からお付き合いのある花屋さんに、季節のお花を見繕って届けてもらい、家に帰ってすぐアレンジして生けるのです。 10年以上続けているマイ…

芳子ビューエル公式Facebookページ

北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。