海外ゲストが驚く!和食の3つの魅力

2025.07.05 Sat

海外からのお客様を和食でもてなすのは、思った以上に奥深い体験です。
あなたも、「日本らしいおもてなしをしたいけれど、どんな料理を選んだらいいのだろう?」と悩んだことはありませんか?

先日、ドイツとデンマークからのゲストを迎える機会がありました。お二人とも日本を何度も訪れた経験があり、お箸の扱いも見事。和食の魅力を知っているからこそ、こちらも心を込めてお料理を用意しました。

地ビールや日本酒を楽しみながら、和やかなひとときが始まります。ですが、いざ日本酒を選ぶ段になると、少し難しいのが本音です。
本醸造や純米酒、辛口や芳醇など、細かな特徴を英語で説明するのはなかなか一苦労。どこで造られたお酒か、その味わいはどうか……翻訳アプリを片手に、つい説明に夢中になってしまいます。

食卓に並んだ先付けは、もずく、ほうれん草のお浸し、穴子のお寿司、シタナミ、鱈の西京漬、稚鮎の酢漬け。ドイツのゲストが「ドイツなら肉料理が大皿に一品出るだけだけど、和食は一皿一皿が美しくて手が込んでいるね」と感心し、普段は撮らないという料理の写真をたくさん撮っていました。

特に驚かれたのが天ぷらです。海外でも知られる料理ですが、日本の料亭で出される衣の軽さは格別です。「どうやったらこんなにサクサクになるの?」と質問され、私も改めて和食の奥深さを感じました。

もちろん、これまでには和食が口に合わず、すき焼きやしゃぶしゃぶの方が喜ばれることもありました。それでも、今回のお二人は和食を存分に楽しんでくれました。稚鮎の酢漬けも「頭から食べるんだよね?」と笑顔でパクリ。そんな瞬間に、「おもてなしが届いた」と心から嬉しくなりました。

海外の方をもてなすとき、日本の食文化は言葉以上に心をつなぐ力を持っています。これからも、和食の豊かさを分かち合える機会を大切にしていきたいと感じています。

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