シンプルなのにおいしい北欧流BBQって?日常に取り入れるヒント

2025.06.21 Sat

あなたは「BBQ=お肉とソースたっぷり」のイメージをお持ちではありませんか?

たしかに、映画などに出てくるBBQはアメリカ式が多く、豪快に焼いた牛肉や豚肉に甘いバーベキューソースを絡めて食べるスタイルが主流です。でも実は、北欧のBBQにはまた違った魅力があるのです。

私は北欧を訪れるたびに、彼らのBBQ文化に触れては、その「シンプルなのに豊かな」アプローチに感心させられます。

例えば、北欧の夏のBBQでは、肉よりも魚。サーモンやニシンを中心に、根菜などの野菜をじっくりと直火で焼くのが一般的です。アメリカのようにグリルやスモーカーを使うのではなく、焚き火を囲んで、素材の味を引き出す調理を楽しむのが特徴です。

味付けも、塩やハーブなど最小限。自然の味を尊重するこのスタイルは、心と体のバランスを大切にする北欧らしいアプローチと言えるでしょう。

飲み物もまた、興味深い違いがあります。アメリカではビールや甘いソーダが定番ですが、北欧ではビールやサイダー、ジュースなど、比較的ヘルシーな選択が好まれます。私の体験でも、アウトドアでも無理なく健康を意識する姿勢が感じられました。

一方、日本のBBQというと、鉄板で小さくカットしたお肉を焼いたり、焼きそばやホルモンが登場するのが定番。これもまた日本らしいBBQの楽しみ方ですね。

国によってスタイルは違えど、夏に自然の中で火を囲み、家族や仲間と食卓を囲む喜びは共通しています。北欧式のBBQ、ぜひ今年の夏、少し取り入れてみませんか?

日常に取り入れるヒント:

  • お肉だけでなく、サーモンや季節の野菜もBBQメニューに加えてみる

  • 調味料は「塩+ハーブ」のシンプルさを意識して素材の味を楽しむ

  • 焚き火や炭火で、火との時間も味わってみる

  • ドリンクはジュースやサイダーなど、体に優しいものを選ぶ

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