糖質ダイエットの落とし穴と加熱調理の力
2023.06.10 Sat私は比較的太りやすい体質なので、常にダイエットを意識して来ました。
2年前にライザップに通ってからは、食事だと糖質ダイエットを心がけていましたが、とても興味深い研究に出会い、改めて食について考えるようになりました。

ブラジル、リオデジャネイロ連邦大学生物医科学研究所に所属するスザーナ・エルクラーノ氏の研究によれば、180万年まえに人類の脳のサイズが急激に大きくなったのは、加熱調理が影響しているそうです。
加熱調理を覚えてから60万年の間に、脳が2倍のサイズに進化したとのこと。
それに対してゴリラやチンパンジーなどの霊長類は未加工の食料しか食べないので、脳の拡大は起きなかったそうです。
私たちの脳は約1.2㎏〜1.5kgで、体重の約2%。
しかし、脳は1日に消費するカロリーの25%を消費します。
エルクラーノ氏は、人間の脳には約860億のニューロン(神経細胞)があると研究で導き出しました。10億個のニューロンは1日6kcalの栄養を要するので、860億のニューロンを維持するには516kcalが必要になります。
1日に8時間食べ続ける動物は最大で530億のニューロンを維持できます。
860億のニューロンを持つ60〜70kgの人間がニューロンを維持するには、1日に9時間以上食べ続けなくてはなりませんが、それは無理な話です。
人類の祖先は、150万年前に火を使って料理をすることで、食べ物を消化しやすくまた吸収しやすくできると発見しました。
それによって効率的に栄養を摂ることができるようになり、ニューロンを使うことで、もっと面白いことに時間を使うことができるようになったのです。
加熱調理の重要性を認識するとともに、カロリーを少なくすることも体重を減らす時には必要ですが、脳を良好な状態に保つには500kcalは必要だということを考えると、単純に摂取カロリーを減らすよりは、摂取する栄養素に気を付けるのが非常に大切だと思いました。
そうでないと、頭があまり働かなくなってしまうからです。
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