昔の人のタイムカプセル『茶箱』の凄さとは

2018.12.19 Wed

引越しをすることになり、あちこちを大掃除していた時に、屋根裏から出てきた年季の入った『茶箱』。

見た時は、

「あ〜これなんて言ったっけ?茶筒じゃなくて、何だっけ?」

と名前もパッと思い出せなかったくらいレアな存在です。

 

随分と変色した箱の外側には、私の祖父が書いたと思われる昔の実家の住所と名前が。

私の旧姓は桜井ですので、右から左に櫻井と書いてあり、中央には実家の昔の住所が書いてあります。

 

 

一体これがいつ我が家に来たものなのかも思い出せませんが、中を開けてびっくり。

私が成人式をしなかったことを気にした母が用意してくれた3枚の着物が、樟脳(しょうのう)と呼ばれる虫除けの薬と一緒に入っていました。

 

昔の人は「密閉度が高くて湿気の多い日本でも、お茶を入れる茶箱なら安心して物を保管できる」と言って愛用していました。

祖母が大切な着物を全て茶箱に入れていたのを覚えています。

実際、茶箱の外側は誰が見てもアンティークのようですが、中は全く問題のない状態です。

 

まだ引越し後のダンボールばかりに囲まれているので、そちらを片付けることが優先ですが「茶箱の中の着物を出して空気に当ててあげなくては!」と思っている今日この頃です。

 

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