【時間管理の罠】予定を詰めすぎる自分を卒業する方法

2026.04.04 Sat

「常に予定が埋まっていないと不安」「休日はついタスクを詰め込んでしまう」。
そんな風に自分を追い詰めてしまうこと、ありませんか?
4社を経営する私も、かつては仕事一色の「マグロ族」でした。
忙しすぎる日常から脱却し、北欧流の豊かな時間を取り戻すための視点と、自分軸で生きるヒントをお伝えします。

私が最初の会社を経営し、テレビショッピングの第一線に立っていた頃は、まさに「仕事こそが人生」という毎日でした。
社員30名を抱え、不規則なテレビ出演をこなす日々。
プライベートは皆無で、唯一の救いは「新しいことに触れないと自分が壊れてしまう」という危機感から始めたスキューバダイビングだけ。
当時は、止まったら死んでしまうマグロのように泳ぎ続けていなければ、経営者としての自分を保てなかったのです。

現在は当時より時間の融通が利くようになりましたが、長年の癖とは恐ろしいものです。
先日も、土曜日に長野での勉強会、母の見舞い、ピラティス、そしてサロンでのケア……と予定を詰め込んだ私に、セラピストの恵美さんは呆れ顔でこう言いました。
「スケジュールを聞くだけで疲れます。私なら長野へ行った時点で終わりですよ」

娘からも「一日中ゴロゴロできないの?」と突っ込まれ、「お母さんはマグロ族ね」と命名される始末。
私たちは「充実」と「過密」を履き違え、ウェルビーイングから遠ざかっているのではないか――。
そう気づかされた瞬間でした。

幸福度の高い北欧の人々は、時間の使い方が非常に上手です。
彼らは予定を埋めることではなく、予定を「持たない」時間に価値を置きます。動いていないと不安になるのは、自分軸ではなく「他人の期待」や「社会の尺度」で動いている証拠かもしれません。
たまには海底でじっとしている「ヒラメ族」のように、思考を止めて自分を甘やかす時間が必要なのではないでしょうか。

 今週末、私はこれからの時間の使い方を修正しようと考えています。
無理に予定を入れず、あえて「何もしない」贅沢を選んでみる。
皆さんは、自分のスケジュール帳に「自分のための空白」を作れていますか?
走り続けることも才能ですが、立ち止まる勇気を持つことで、新しい自分軸が見えてくるはずです。

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