中国の朝マックに“お粥”?出張中に見つけた意外な朝メニュー
2025.05.10 Satマクドナルドといえば、朝はエッグマフィンやホットケーキ。
そんなイメージを持っていた私が、中国出張中にふと立ち寄った朝のマックで驚いたのが……お粥です。
中国のマクドナルドには「朝粥」という選択肢があります。
意外な組み合わせのようでいて、実はこれが、身体にも心にもとてもやさしい。
出張続きで少し疲れのたまる朝に、私は思わず救われた気持ちになりました。
普段の私は、朝食に酵素ドリンクしか摂らないようにしています。
とくに中国では油を使った料理が多いため、胃腸を整える意味でも、持参した濃縮タイプの酵素ドリンクをお水で割って、軽く済ませるようにしています。
このルーティンがあるおかげで、どんなに忙しい出張でも体調を崩すことなく、快適に過ごせているのです。
とはいえ、日本へ戻る日の朝は、たいてい空港に向かうための早朝出発。
ゆっくり酵素ドリンクを飲む時間が取れないことも多々あります。
そんな時に出会ったのが、中国の空港にあるマクドナルドで提供されている「お粥」。
ほんのり塩味が効いた、あたたかくてやさしい味わい。
トッピングには、まるで野沢菜のような刻んだ野菜が添えられていて、どこか懐かしさすら感じます。
提供されるのは、木製の小さなスプーン。
アイスクリーム用のようなサイズですが、そのスプーンでひと口ふた口いただくと、
「ああ、これこれ!」と思わず頬がゆるむような安心感がありました。
私は基本的に朝食を外でとることはありませんが、文化の違いを感じるためにも、ホテルの朝食を時折チェックするようにしています。
どこへ行っても、中国ではお粥や麺類が朝の定番メニュー。
身体をいたわる習慣が、自然と文化に根付いているのを感じます。
ちなみに、マックカフェのコーヒーは日本と同じ味。
慣れ親しんだ味わいに、中国らしいお粥の組み合わせというのも、なかなか新鮮な体験です。
個人的に毎回思うのですが――
日本のマクドナルドでも、この朝粥を販売すれば人気が出るのではないでしょうか?
空港の店舗を見渡すと、多くのフライトアテンダントの方々が朝粥とコーヒーをセットでオーダーしている様子が目に入ります。
日本でも、お粥が好きな女性は多いですし、ファストフードに“やさしい選択肢”があってもいい時代なのかもしれません。
異国での何気ない発見が、意外と深い気づきをくれる。
そんな中国出張の朝でした。
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